・前置き
この記事はPokémon Past Generation Advent Calendar 2022 14日目の記事です。
詳細は以下から。
・はじめに
夏といえば。
答えは人それぞれです。
私はその全てに何を言いたいわけでもありません。
夏に何を見出すのも間違いではなく、
人の数だけ夏はあります。
さて、夏といえば。
私はサーフィンに夏を見出しました。
乗りましょう、波に。
今が冬とか考えないものとします。
南半球では多分今は夏真っ盛りですからね。
・着想
夏に関しては昔から様々な解釈があり、
トリプル勢の一部では「サーフ*」が夏の風物詩として認識されています。
夏です。風物詩のサーフ、ちょっと組んでみましょう。
トリックルーム要員のブルンゲル、
巻き込まれ役のトリトドンまでは確定。
ここに雨だと詰め性能が高めなナットレイ、
雨パのメガ枠として非常に優秀なメガクチートも採用。
いると便利なのでドーブルを採用。
ここまでに猫騙し要員がいないので猫騙しと手動雨乞いのヤミラミで完成。
6体揃いました、さあ潜りましょう。
*サーフ：技「なみのり」のこと。
・個体紹介
持ち物：クチートナイト
性格：勇敢
特性：威嚇 → 力持ち
種族値：50-85-85-55-55-50(合計380) → 50-105-125-55-95-50(合計480)
努力値：HP252 攻撃252 特防4
ステータス：157-150↑-145-x-76-49↓
メガ後：157-172↑-x-116-49↓
技構成：じゃれつく/岩雪崩/不意打ち/守る
今回のメガ枠。
トリックルーム+雨という非常にクチートに向いた構築コンセプトのため採用。
苦手な炎タイプや地面タイプは味方がなんとかしてくれるので、
それ以外の相手を片っ端から仕留めていくポケモンです。
この構築で倒したポケモンのうち、半数程度はクチートの活躍でした。つよい。
持ち物：黒いメガネ
性格：穏やか
特性：いたずらごころ
種族値：50-75-75-65-65-50(合計380)
努力値：HP252 特防236 素早さ20
ステータス：157-x↓-95-x-126↑-73
技構成：イカサマ/猫騙し/雨乞い/挑発
猫騙しで味方の行動補助を行いつつ、
今回の構築における天候起動要員としても動いてもらいます。
相手が妙なことしてきそうな場合は様子見の挑発でお茶を濁しましょう。
イカサマで殴ってるだけでも意外とダメージが稼げて便利なポケモンです。
持ち物：こだわりスカーフ
性格：無邪気
特性：テクニシャン
種族値：55-20-35-20-45-75(合計250)
努力値：攻撃252 素早さ252
ステータス：115-72-40-x-45↓-161↑
技構成：猫騙し/ダークホール/マジックコート/このゆびとまれ
備考：HP・防御・特防個体値0
なにがなんでも味方のトリックルームを補助する枠。
あまり生き残られても困るので今回は耐久面を限界まで削ぎ落としています。
ドーブルを警戒して猫騙しを誘導できたならそれはそれでよし、
警戒されずダークホールが通ったならそれもそれでよし、として考えます。
ムラっけで回避率が上がったりすると面倒なので、
今回は猫騙しの打点強化が期待できるテクニシャン個体です。
マジックコートはドーブルのダークホール意識で採用しています。
準備が面倒だったので今回はマジックコートにしていますが、
味方全体に効果があるトリックガードの方が優秀です。
味方の動かし方にも大きく影響するので、
可能であればしっかりとトリックガードをスケッチさせましょう。
持ち物：メタルコート
性格：勇敢
特性：鉄のトゲ
種族値：74-94-131-54-116-20(合計489)
努力値：HP252 攻撃252 特防4
ステータス：181-160↑-151-x-137-22↓
技構成：ジャイロボール/はたき落とす/タネ爆弾/守る
備考：素早さ個体値0
役割論理に着想を得た攻撃重視のナットレイ。
メインウェポンのジャイロボールを強化できるように
メタルコートを持たせています。
雨パーティのナットレイは最大の弱点である炎タイプからのダメージを
弱められる点から、非常に倒しにくいという特徴があります。
この特徴を活かし攻撃回数を増やすことで相手に負担を与えやすいのが強みです。
威嚇を受けていなければ意外とジャイロボールも強かったです。
持ち物：メンタルハーブ
性格：冷静
特性：貯水
種族値：100-60-70-85-105-60(合計480)
努力値：HP252 防御4 特攻252
ステータス：207-x-91-150↑-125-58↓
技構成：潮吹き/波乗り/トリックルーム/守る
トリル要員兼サーフ枠その1。
ドーブルやヤミラミの補助を受けながらトリックルームを展開し、
雨潮吹きや雨波乗りで雑に相手を削っていく枠です。
体力が削れても水タイプの全体技を使えるというメリットはありますが、
ワイドガードされると何も出来ないという致命的欠点もあります。
波乗りは味方がトリトドンかドーブルの時以外は巻き込まないようにしましょう。
持ち物：オボンの実
性格：冷静
特性：呼び水
種族値：111-83-68-92-82-39(合計475)
努力値：HP228 防御28 特攻252
ステータス：215-x-92-158↑-102-39↓
技構成：熱湯/波乗り/大地の力/守る
今回のサーフ枠その2。
この構築におけるメインアタッカーの役割も兼任しています。
呼び水が起動できればそれなりの火力は出せます。
波乗りは味方が守れるときか、ブルンゲルかドーブルの時だけにしましょう。
呼び水で火力が上がっている時に巻き込むと、
甚大な被害が出ます。味方に。
呼び水1回発動の時点でH振りメガクチは大地で確定1発です。
HD特化メガクチでも75%の乱数です。
メガクチ側がかなり不利です、覚えておきましょう。
・基本的な使い方
先発：ブルンゲル・ドーブル・ヤミラミ
控え：ナットレイ・トリトドン・クチート
1ターン目はブルンゲルはトリックルームを選択。
ヤミラミは猫騙しで相手の行動を止めることを意識します。
ドーブルはダークホール・猫騙し・この指とまれのうち、
最もブルンゲルへの被害を抑えられそうな手段を通しにいきましょう。
相手側にドーブルがいる場合はヤミラミで挑発を選ぶことで、
ダークホールへの簡易の対応が出来ることになります。
2ターン目開始時点でドーブルが倒れている場合は
この枠にトリトドンを出しましょう。
生き残っている場合は1ターン目にダークホールを選んだ場合はトリトドンに交代、
この指とまれを選んだ場合はそのまま味方で巻き込んで倒します。
ヤミラミは特に理由がなければ雨乞いを選択。
ブルンゲルは波乗りで味方諸共攻撃していきましょう。
もし隣にいるのがトリトドンであれば、
非常にイキイキとした姿にできるはずです。
・使用感とか
勝率は大体6割くらい。
雨とトリルが両方通れば勝てるし、どちらかが通らないと勝てない。
そんな感じの構築でした。
特に波乗りループに入った際のブルンゲルとトリトドンが圧倒的に強く、
回復を続けるブルンゲルと火力が高まり続けるトリトドン、
特にこの2体と深い関係はないが単純に強いメガクチートが暴れる姿は
見ていてとても爽快感がある構築でした。
トリックルーム中での制圧に全てを託している割には構築の数値が低いため、
簡単に凌ぎ切られてしまう事が多かったのは反省点でした。
でも楽しかったのでヨシ！
かなり昔の構築なので記憶が一部怪しい部分もありますが、
概ねこんな感じの構築です。
波乗りを使って遊ぶという当初の目的は満たされていたので、
私としては及第点の構築かと思っています。
少し短めの記事ではありますが、
ここまでお読み頂きありがとうございました。
・おわりに
明日の「Pokémon Past Generation Advent Calendar 2022」の記事は
ヨーギラス氏による「エメラルドでポケルス乱数に挑戦」とのことです。
現代のエメラルドでポケルスの調達を考えると
自力で作るかオフ会で貰うかの2択ですが、
折角のオフ会であれば少しでも長く対戦や
ミニポケモンでジャンプなどのミニゲームに時間を割きたいところ。
何よりも対戦の為の個体準備は、
ポケルスが有るだけで努力値振りの労力が半減します。
今後エメラルドなどでの対戦を考えている人は
読んで損はない内容かもしれませんね。
