・やりたかったこと
なりきりパーティが結構楽しかったので、また作ってみた。
猫騙しがいるかいないかで使い勝手が大きく変わるのは体験済みなので、
今度は猫騙し要員がいる構築を使おうと思った。
↑ポケモンカードのゲーチス。現在は禁止カードに指定されている。
・考察
デスカーンとサザンドラは確定。
それぞれポケモンセンター 悪の組織乗っ取り企画時に、
悪の組織ボス枠の手持ちポケモン配布がORAS期とUSUM期にそれぞれ行われたが、
デスカーンはUSUM期、サザンドラはORAS期に
ゲーチスのポケモン枠として配信されるほど公式からも印象付けられたポケモンです。
更に言えば、BW2での戦闘においてはこの2体のみ道具を持っている、
BW、BW2、USUM全ての戦闘で採用されているなど特徴としては充分です。
残り4枠の候補は以下の通り。
・レシラム:UM版にて使用。伝説枠。
・ゼクロム:US版にて使用。伝説枠。
・キリキザン:BW版にて使用。鋼タイプなのでニンフィアを殴れる。
・バッフロン:BW版にて使用。アフロブレイクは意外と強い。
・ドクロッグ:BW2版にて使用。唯一の猫騙し要員。
・ドラピオン:BW2版にて使用。毒タイプなのでニンフィアを殴れる。
・ガマゲロゲ:BW版+BW2版にて使用。どくしゅどくづき。
・シビルドン:BW版+BW2版にて使用。Sが低いが範囲が広く弱点がない。
伝説枠はできれば使いたくないのでレシラムとゼクロムは除外。
ニンフィアを撃破する手段であり威嚇耐性を持つキザンは、
採用しない理由がないので採用。
猫騙し要員が他にいないため、自動的にドクロッグも採用。
これで残り2枠をどうするかということになります。
それぞれの特徴としては
・バッフロン:重戦車型。意外と耐久も火力も悪くない数値ではあるが遅い。
・ドラピオン:全体的に数値が微妙。スナイパー込みならそこまで悪くはない筈。
・ガマゲロゲ:耐久面は悪くないが火力が微妙。技も微妙に足りてない。
・シビルドン:技範囲が広くそれなりの火力で弱点がない。素早さが遅め。
遅いポケモンを2体採用してそれっぽい構築を作れる自信がなかったので
鈍足組のシビルドンかバッフロンで1枠、
中速組のドラピオンかガマゲロゲで1枠とすることにしました。
素早さが全体的にやや遅めなので、
トリックルームにやや寄せた構築としました。
色々と構築の中身を変えていましたが、
最終的に使っていたものを載せておきます。
・個体紹介
鬼火によりメガガルーラやメガクチートなどを弱体化させつつ、
ナイトヘッドで地道に削るポケモン。
本編(BW2)にあわせて食べ残しも検討しましたが、
ドーブルのダクホ対策を考慮してラムを持たせました。
トリックルームを使用する都合上、
モロバレルがどうしようもないのは大問題だと考え草食での採用。
この特性そのものは強いと思いますが、
捨て身で超火力鉢巻アフロブレイクを連打している方が強い気がしました。
鉢巻だけだと微妙に火力が足りなかったです。
分かりやすい目安としては捨て身なしだと無振りメガガルーラが確定耐え、
捨て身ありだと無振りメガガルーラがちょうど確定1発という差になります。
色々と考えた結果、強運+急所技+スナイパーが面白そうだと考えこの構成に。
実際の運用としてはトリックルーム軸にしてはやや早い、
そして何より致命的な欠陥として
急 所 に 当 て て く れ な い
数値を見ればなんとなく察しはつくと思いますが、
ドラピオンの火力はとてもかわいいです。
急所スナイパー補正がないと本当に物理アタッカーなのかも怪しい火力です。
威嚇されるととても悲しい火力になります。なりました。
ファイアローに一矢報いる手段として採用しています。
キリキザン@いのちのたま(まけんき・いじっぱり)
141(4)-194(252)-120( )-×( )-90( )-122(252)
はたきおとす/アイアンヘッド/ふいうち/まもる
ぽけっとふぁんくしょん!ごく普通の珠キザン。
威嚇などをトリガーに火力を引き上げ、
強力な悪打点や鋼打点で制圧します。
耐久がかなり低いのが玉に瑕。
サザンドラ@くろいメガネ(ふゆう・ひかえめ)
167( )-×( )-110( )-194(252)-111(4)-150(252)
あくのはどう/だいちのちから/おいかぜ/まもる
ぽけっとふぁんくしょん!必要な場面があるかと思い追い風を採用したはいいものの、
一度も選択する場面はありませんでした。
追い風を火炎放射に変え、
努力値をHP・特攻ベースの構成にした方が良かったかもしれません。
ニンフィアに出会ったら連続守るを成功させるお祈りをしましょう。
・反省会
ニンフィアどうすんの?
ファイアローどうすんの?
バンドリどうすんの?
トノルンパどうすんの?
カポエラーどうすんの?
メガガルーラどうすんの?
メガクチートどうすんの?
全部どうしようもありませんでした。
特にニンフィアは誰も受けられないという点が致命的で、
どれだけこの構築を使っていても、なんとかなる未来が見えませんでした。
この構築は全員がフェアリー等倍以上です。
これを全体に対して、高火力で打ち込んでくるニンフィアは対策必須級です。
ですがこの構築ではそのニンフィアに対して、
トリックルーム状態時に先手を取れるポケモンがバッフロンとデスカーンのみ。
バッフロンの鉢巻アフロブレイクをうまく通さないと、
ニンフィアに叫ばれ続けて壊滅します。
ニンフィア対策はちゃんとしましょう。
戦績はおそらく19戦4勝15敗程度。
勝率は21%程度かと思われます。
大抵の対戦が「相手に先に1-2体倒され、そこから数の有利を覆せず負ける」という流れであり、
バランスは悪くはないが出力不足という構築の弱さが現れた形のような気がしました。
次はもう少し勝てそうな構築を作ることにします。
この構築で対戦している時に1度だけゲーチスミラーが起きて面白かったので、
それに関してもここに記述しておきます。
相手はBW版準拠ゲーチスのようでした。
ゲーチスさん対戦ありがとうございました。完敗です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。