破片影

ポケモントリプル勢の端くれによる不定期更新なブログです。

【ポケモン剣盾ダブル】スピードスワップに期待を

 ・やりたかったこと

高速で動き回るカビゴンで遊びたい。

・着想

 気付けば4月も終わりです。
2020年という年の1/3程度が終わってしまうわけですね。
さて、今回はスピードスワップを用いた構築です。
この技は対象と素早さの数値のみを入れ替える効果を持ちます。
他のスワップと名が付くステータスに影響を与える技としては、
パワースワップとガードスワップが存在します。
これらはパワースワップだと攻撃と特攻、ガードスワップだと防御と特防の
能力変化を入れ替える技となっており、少し紛らわしいですね。
スピードスワップには能力変化を入れ替える効果はありません。
ですが、遅いポケモンを早く行動させたり、
逆に早いポケモンを遅く行動させたり(こちらはトリックルーム時に有用です)、
なかなか面白い戦術に使えます。
今回は遅いポケモンを早く行動させす方針で使ってみましょう。

 

・個体紹介

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バイバニラ

持ち物:こだわりメガネ
性格:臆病
特性:ゆきふらし
種族値:71-95-85-110-95-79(合計535)
努力値:HP4 特攻252 素早252
ステータス:147-x↓-105-162-115-144↑
技構成:吹雪/凍える風/絶対零度/冷凍ビーム

メガネアタッカー。とりあえず吹雪を連射します。
どうしようもない場面では絶対零度で3割で相手を倒しましょう。
基本的に他の技はそこまで撃つ必要はないと思います。

 

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ゴルーグ

持ち物:こだわりスカーフ
性格:陽気
特性:ノーガード
種族値:89-124-80-55-80-55(合計483)
努力値:HP4 攻撃252 素早252
ステータス:165-176-100-x↓-100-117↑
技構成:爆裂パンチ/10万馬力/岩雪崩/思念の頭突き

白き英雄・ゴルーグ。 
ゴーストタイプのポケモンで、運要素を持つという点で採用。
カビゴンに即座に交代するため格闘無効であることが望ましい、
仮に居座ることになっても勝てる可能性を残せる点を評価しました。

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アブリボン

持ち物:気合いのタスキ
性格:臆病
特性:鱗粉
種族値:60-55-60-95-70-124(合計464)
努力値:特攻252 特防4 素早252
ステータス:135-x↓-80-147-91-193↑
技構成:花粉団子/スピードスワップ/サイドチェンジ/守る

スピードスワップ枠です。
現時点では最も早いスピードスワップの使い手になります。
サイドチェンジを採用しているので、
唯一にして最大の武器である素早さを失ってもある程度は仕事をこなせます。
攻撃技の枠は味方の回復としても扱える花粉団子にしました。

 

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イシヘンジン

持ち物:光の粉
性格:慎重
特性:パワースポット
種族値:100-125-135-20-20-70(合計470)
努力値:攻撃252 防御4 特防252
ステータス:175-177-156-x↓-79↑-90
技構成:岩雪崩/ボディプレス/封印/守る

カビゴンの火力サポート枠です。
太鼓を決めたカビゴンなら火力が足りるのでは、と思いがちですが、
相手の威嚇などで絶妙に火力が足りないと感じる場面が多かったので採用しました。
その場にいる事で意味を持つポケモンです。
カビゴンの超火力を受け切られにくくなるように、
守る封印を採用しています。

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カポエラー

持ち物:脱出ボタン
性格:意地っ張り
特性:威嚇
種族値:50-95-95-35-110-70(合計455)
努力値:HP252 攻撃252 素早4
ステータス:157-161↑-115-x↓-130-91
技構成:インファイト/ドリルライナー/不意打ち/猫騙

カビゴンの腹太鼓の補助要員です。
ゴルーグ交代を駆使するパターンではやや不安定な場合があるので、
別の展開パターンを用意するために採用しました。
威嚇猫騙しという汎用性の高さが特徴的なポケモンですね。

 

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カビゴン(キョダイマックス)

持ち物:オボンの実
性格:勇敢
特性:厚い脂肪
種族値:160-110-65-65-110-30(合計540)
努力値:HP4 攻撃252 防御252
ステータス:236-178↑-117-x-130-31↓
技構成:のしかかり/噛み砕く/10万馬力/腹太鼓
備考:素早さ個体値0

今回のメインアタッカーです。
腹太鼓を使用することで圧倒的な攻撃力を確保し、
キョダイサイセイを用いた耐久と火力の両立は魅力的です。
今回は厚い脂肪個体を採用することで、
擬似的な炎・氷耐性を確保させています。
このカビゴンのオボンの実による回復量は59となります。

 ・基本的な立ち回り

 先発にはゴルーグアブリボン、控えをカビゴンとイシヘンジンにします。
初手は即座にゴルーグカビゴンに交代、アブリボンは味方にスピードスワップです。
これでカビゴンが圧倒的な素早さを確保することになります。
次のターンはアブリボンがサイドチェンジ、カビゴンが腹太鼓。
ここまで成立しているなら暴走準備は整ったと言えるでしょう。
キョダイカビゴンで暴れまわって相手を倒しましょう。

・使用感

 普通のポケモンを相手している時には、普通に強いと感じられます。
ですが、相手がダイマックスを使用すると話が変わります。
カビゴンのメインウェポンであるキョダイサイセイは、
ノーマルタイプである都合上、絶対に弱点を突くことが出来ません。
そのため、それなりに耐久のあるダイマックスが相手では受け切られてしまうこともあります。
イシヘンジンを採用することで無理矢理誤魔化していますが、
その場合はイシヘンジンが微妙に色々足りないと感じる場面が多い気がしました。

・まとめ

 腹太鼓を積んだカビゴンは、確かに強力です。
それに関しては間違いないと断言できます。
ただ、スピードスワップを駆使して無理矢理素早くする、となると
構築全体でその補助が必要になります。
結果として、カビゴンの性能を最大限活かせる構築ではなくなり、
若干弱いような気がする、と感じる場面が多かったように思います。
スピードスワップを用いた構築を組む場合は、そのサポート要員も含めた、
構築全体の火力を落とさない工夫が必要なのかも知れません。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。