・やりたかったこと
レッツ☆花火大会！
・去年の花火
・着想
太鼓自爆カビゴンが最強の花火なので、ここから構築を組み立てました。
暗示自爆メタグロスも最強格の花火なので採用。
下準備が要らない花火としてはランドロスが最強格なので採用。
あとは大爆発が効かないゴーストタイプへの牽制としてキリキザン、
猫騙し要員のヤミラミとゴウカザルで完成です。
たのしそう。
・個体紹介
カビゴン
持ち物：イバンのみ
性格：勇敢
特性：くいしんぼう
種族値：160-110-65-65-110-30(合計540)
努力値：HP36 攻撃252 防御220
ステータス：240-178↑-113-x-130-31↓
技構成：自爆/地震/腹太鼓/守る
備考：素早さ個体値0
一言で表現すると、この構築の主砲です。
腹太鼓して攻撃力を上げて自爆で全部ブッ壊します。
食いしん坊+イバンの実で、
腹太鼓後の行動は優先度0.5相当で発生させられます。
味方のファストガードで先制技から守りながら爆発しましょう。
半減程度なら貫通して全部破壊できるので、ワイドガードにだけ注意しましょう。
カビゴンの自爆で2体くらい倒せていると後がかなり楽になります。
持ち物：オボンのみ
性格：意地っ張り
特性：クリアボディ
種族値：80-135-130-95-90-70(合計600)
努力値：HP252 攻撃212 防御4 特防28 素早12
ステータス：187-200↑-151-x↓-114-92
技構成：大爆発/バレットパンチ/自己暗示/守る
第二の爆弾。
自己暗示大爆発が成立すると、
まるで第4世代のような強烈な爆発を眺められます。
具体的に言うと半減くらいまでなら倒せます。
暗示爆発の成立はかなり難しいですが、
通ればゴーストタイプ以外は基本的に消し飛ぶと考えましょう。
とてもたのしいです。
オボンのお陰で微妙に耐えてくれる場面もそれなりにあったので、
暗示爆発に固執しなければそこそこ活躍します。
バレットパンチは一度も使ってないので火力の目安はわかりませんが、
砂パのバンギラスやメガボーマンダに抗えるくらいの火力はあると思います。
持ち物：きあいのタスキ
性格：陽気
特性：猛火
種族値：76-104-71-104-71-108(合計534)
努力値：HP4 攻撃252 素早252
ステータス：151-156-91-x↓-91-176↑
技構成：インファイト/フェイント/猫騙し/ファストガード
猫騙しとファストガードとフェイントを両立できる最速のポケモン。
これらをうまく使い分けることで、味方のカビゴンの行動を補助します。
フェイントは爆発時の相手の守る・ワイドガード破壊として便利です。
特性はどうせ意味がないので鉄の拳でも猛火でも誤差です。
元々はチャーレムを使っていましたが、
カビゴンの爆発だけ補助できればいいので
巻き込まれても素早さが高いゴウカザルに変更しました。
チャーレムよりもゴウカザルの方が優秀な点としては、
ガルーラに対して確実に先制猫騙し・ファストガードを使える点が挙げられます。
相手の猫騙しや不意打ちを許さないのは便利です。
火力に期待するのはやめましょう。
威嚇がなくてもメガガルーラは倒せないので、あくまでサポート要員です。
持ち物：ヤミラミナイト
性格：意地っ張り
特性：悪戯心 → マジックミラー
種族値：50-75-75-65-65-50(合計380) → 50-85-125-85-115-20(合計480)
努力値：HP252 攻撃252 特防4
ステータス：157-139↑-95-x↓-86-70 → 157-150↑-145-x↓-136-70
技構成：影打ち/猫騙し/自己暗示/見切り
悪戯暗示+猫騙しの爆発無効要員。
腹太鼓をキメた直後のカビゴンは優先度0.5相当で行動するので、
それより早く自己暗示できるポケモンとして採用しました。
太鼓暗示を使える以上、ある程度は攻撃性能も保持させたかったため
影打ちを採用しています。
6段階上昇状態ならH振りギルガルドが確定1発になる程度の火力は出ます。
特にワイドガードで爆発への耐性を付与しつつ、
自身が爆発無効であるギルガルドを撃破できる枠として非常に優秀でした。
キングシールドにだけはご注意を。
ランドロス(霊獣)
持ち物：こだわりハチマキ
性格：意地っ張り
特性：威嚇
種族値：89-145-90-105-80-91(合計600)
努力値：HP4 攻撃252 素早252
ステータス：165-216↑-110-x↓-100-143
技構成：大爆発/地震/岩雪崩/馬鹿力
お手頃爆弾。
腹太鼓や自己暗示がなくてもそこそこの火力はあるが、
相手を一撃で撃破するほどの爆発力はないのが難点です。
基本的には爆発を押しましょう。
どうしても爆発が難しい時(相手がバンドリマンダなど)のみ
地震などによる攻撃を視野に入れましょう。
相手を7割くらいずつ削る爆発、と考えておくと火薬量の目安になるかもしれません。
持ち物：命の珠
性格：意地っ張り
特性：負けん気
種族値：65-125-100-60-70-70(合計490)
努力値：HP4 攻撃252 素早252
ステータス：141-194↑-120-x↓-90-122
技構成：不意打ち/はたき落とす/アイアンヘッド/守る
爆発が効かないゴーストタイプを仕留める枠。
爆発に巻き込まれるとかなり体力を削られるので、ちゃんと守りましょう。
太鼓を叩いた後のカビゴンや暗示が決まった後のメタグロスに
爆発で巻き込まれると普通に倒れます。
終盤のスイーパーとして不意打ちする役割しかない状態が望ましいです。
そもそも場に出ず対戦が終わるのが理想的。
正直珠キザンはタスキの行動保証持ちに慣れた状態で使うと、
本当に1度しか行動できない前提で運用することになるのが難しいと感じました。
不意打ちで無理やり1体倒すのが限界に近いので、
今後もキザンを使うなら珠よりタスキで運用したいと強く感じました。
特に今回の構築は全体的に火力過多なので、
珠でないと困る場面も特になかったように思います。
・使用感
20戦程度使いましたが、勝率は概ね6-7割付近。
雨に対してはやや不利、
砂系やガルーラスタン系に対してはプレイング次第でした。
トリックルーム系統に関してはカビゴンやキリキザンの存在もあり、
意外と展開自体がそもそも狙われなかった気もします。
正直サマヨールとかでトリックルームを展開されるとどうしようもない構築なので、
この辺りはマッチング運にも救われていたのではないかと思います。
雨系統は本当に無理なので、相手が深読みしてくれることを祈りましょう。
それでしか勝てません。
雨が苦手な原因がゴウカザルより早い猫騙し要員の存在なので、
ルンパッパがいない雨構築なら勝ち目はそれなりにあります。
逆にスカーフドーブルなどを仕込まれた構築であれば、
その時点で不利な構築と言えます。
素早さ操手段が追い風ならそもそも猫騙しで怯ませれば
相手の展開を遅らせられることもあり、
案外なんとでもなる気はしました。
爆発しか考えてないのに。
カビゴンの太鼓自爆は流石にバレてるのかかなり警戒されましたが、
そこから太鼓暗示が失敗してヤケクソ爆発してるだけでも勝てる試合はありました。
爆発しか考えてないのに。
2爆発してからキリキザンで頑張って倒して勝った対戦もそれなりにありました。
爆発で雑に削れればそれだけでも割と戦える状況になった気はします。
爆発しか考えてないのに。
カビゴンの太鼓とヤミラミの暗示が通れば、
その時点で割と戦えるような構築に仕上がったとは思います。
使っていて非常に分かりやすく楽しく爆発する構築になったので満足です。
爆発しか考えてないのに。
バンドリマンダに対してはランドロスの地震で
無理やり倒すことで勝つ試合もありました。
爆発できないので苦手な相手です。
一応メガボーマンダとハリテヤマさえ倒せれば
後は地震でなんとかなる相手ではあることは覚えておきましょう。
対戦中は「いかに爆発するか？」しか考えていないような、
非常にシンプルな構築に仕上がっていたと思います。
使い方自体も難しくはないので、
興味を持った花火職人の皆様は是非使って爆発させてみてください。
・まとめ
どうしても花火大会を開催したかったので
爆発に注目した構築を組んでみました。
カビゴンの太鼓自爆は本当に圧倒的な火力であり、
イバン持ちを考慮される事も少なかったため
結構な確率で決まる一発芸でした。
流石にタネが割れていると戦いにくい構築にはなりますが、
それでもサポートはそれなりに多めにしていたので、
頑張れば成立させられなくはない、くらいの構築ではあったと思います。
久々にコンボ系構築の新作を作って使っていましたが、
圧倒的な瞬間火力はこういう構築を使う上での楽しさだと再認識できました。
また何か面白い案が思い付けばこの手の構築を組みたいなと思います。
・参考資料
特に上手く決まった対戦の動画を作りました。
たーまやー！かーぎやー！
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
・サムネ用画像
イラストを描いてくれた夕凪さん、ありがとうございました。
