破片影

ポケモントリプル勢の端くれによる不定期更新な気まぐれブログです。特殊戦術等について考察してます。

【ポケモンORASトリプル】才能を試す塔の大君

・やりたかったこと

過去にタワータイクーン構築としてクロツグに学ぶトリプルバトルを組んだので、
もうひとりのタワータイクーンも作ろうと思った。

・着想

タワータイクーンといえば?
この答えは2種類です。
1つは、クロツグ
もう1つは、リラ。

クロツグは前回組んだのでいいでしょう。
リラの使うポケモンを見てみましょう。

ルビー・サファイア・エメラルドでは
フーディンエンテイライコウラティオスカビゴンの5種。
5体だけではトリプルバトルには潜れませんね。残念。

………と言いたいところですが、
リラはサン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーンにも登場します。
こちらで使用するポケモンは上記5種を除くと、
ムウマージマニューラボーマンダルカリオが該当します。

これで6体揃えることは出来ますね。潜りましょう。
せっかくですし、RSEm版バトルタワーでの金シンボル戦で使う、
積み技を駆使して圧倒的なステータスで圧し潰す作戦*まで再現したいですね。

こうなりました。

f:id:einsxd:20220224010059p:plain

セリフはエメラルド版銀シンボル戦勝利後から抜粋。

*金シンボルのリラの使う構成はリフレクター瞑想眠るライコウ、瞑想再生HBラティオス、ねむカゴのろいカビゴン。短期決戦に持ち込まないと普通にボコられます。リボンコンプ勢の方はお気をつけて。

・個体紹介

f:id:einsxd:20211231013657p:plain

カビゴン

持ち物:カゴの実
性格:のんき
特性:厚い脂肪
種族値:160-110-65-65-110-30(合計540)
努力値:HP36 防御220 特防252
ステータス:240-130-124↑-x-162-31↓
技構成:恩返し/地震/のろい/眠る
備考:素早さ個体値0

第3世代版バトルタワーにおいて、
唯一銀シンボルと金シンボルの両方で使う枠。

BDベースののろい型。
HPはいつもの腹太鼓型と同じ振り方ではダメなことに
記事書いてる途中で気付きました。
カビゴンの使用例として多いであろう腹太鼓型との最大の違いとして、
火力を出せるまで時間がかかる代わりに耐久が高いポケモン
構築により適性が変わるとは思われますが、
この構築においては即効性がないのは非常に悩ましい問題となりました。
反面、成立時のねむカゴまで起動した時の相手へ与える絶望感は凄まじく、
良くも悪くも決まれば強いポケモンという印象でした。

地震を撃つ時には守るを覚えているエンテイフーディンか、
浮遊で無効化出来るラティオスが隣にいるときにしましょう。

f:id:einsxd:20220306132845p:plain

ラティオス

持ち物:ラティオスナイト
性格:臆病
特性:浮遊
種族値:80-90-80-130-110-110(合計600) → 80-130-100-160-120-110(合計700)
努力値:防御4 特攻252 素早252
ステータス:155-x↓-101-182-130-178↑ → 155-x↓-121-212-140-178↑
技構成:サイコショック/龍の波動/10万ボルト/守る

金シンボル戦にて使用。
メガ枠が余っていたのでメガラティオス
使用感としては第7世代以降のプレート持ちと近い形。
火力としてもメガラティオスが特攻212、
C252振りプレート持ちラティオスが特攻218相当とほぼ近似値。
すべての技にプレート補正が乗ると考えると少し偉いかも知れない?
高速アタッカーとしては耐久も低いわけでもなく、
火力も必要値は持っているので困ることは少なかった印象。
流石にラティオスで数値が足りないとなると
積み技が前提になっている気がします。
そう言える程度には非常に高い数値の持ち主で、
使っていて安心感がありました。

 

f:id:einsxd:20220306124513p:plain

ライコウ

持ち物:光の粘土
性格:臆病
特性:プレッシャー
種族値:90-85-75-115-100-115(合計580)
努力値:HP204 防御48 特攻4 素早252
ステータス:191-x↓-101-136-120-183↑
技構成:10万ボルト/バークアウト/光の壁/リフレクター
備考:防御個体値30 もし防御個体値31の個体を使うなら 防御44 特防4振り推奨。

味方の耐久を引き上げることだけに特化したライコウ
壁展開とバークアウトで味方の耐久を無理矢理引き上げます。
味方の耐久を高めることしか考えていないので火力は一切の期待ができません。
ギルガルドニンフィアにバークアウトを撃ち続けることで、
状況次第ではある程度相性の壁を超えた動かし方が可能になります。
正直、猫騙しを考えずに済む精神力が欲しいです。

参考資料:
C136ライコウの10万ボルト→H153D89(無振り)ファイアロー
ダメージ:156~186(確定1発)
C136ライコウの10万ボルト→H185D89(H252振り)ファイアロー
ダメージ:156~186(低乱数1発/6.25%)

f:id:einsxd:20220306130819p:plain

エンテイ

持ち物:食べ残し
性格:陽気
特性:プレッシャー
種族値:115-115-85-90-75-100(合計580)
努力値:HP148 攻撃20 防御52 特防36 素早252
ステータス:209-138-112-85↓-100-167↑
技構成:聖なる炎/バークアウト/鬼火/守る
備考:今回運用した個体は特攻個体値3以下ですが、6Vが理想。

銀シンボル戦で使用。
鬼火で火傷を撒いたり、バークアウトで特攻を下げたりするポケモン
採用時点では聖なる炎をある程度撃つつもりで考察していましたが、
実際の運用ではほぼバークアウトしか撃っていなかったので、
臆病な性格にするべきだったかも知れません。
守るは食べ残しの回復時間稼ぎと火傷ダメージ稼ぎで重宝しました。
性質上、自分より速いか炎タイプの物理アタッカーが苦手です。

f:id:einsxd:20220306133004p:plain

フーディン

持ち物:命の珠
性格:臆病
特性:マジックガード
種族値:55-50-45-135-95-120(合計500)
努力値:HP4 防御4 特攻248 素早252
ステータス:131-x↓-66-186-115-189↑
技構成:サイコショック/めざめるパワー(地面)/エナジーボール/守る
備考:特攻個体値30、特防個体値30

銀シンボル戦にて使用。
考察初期は壁要員として考察していましたが、
数値を見て想像を絶する脆さであることを理由にアタッカーに変更。
特殊なら1回受けれるかどうか、物理はほぼ無理という
驚異的な耐久を見せつけてくれました。
珠を持ってるので火力はそれなりでした。
マジックガードにしていることで相手のタスキ警戒を誘える……かも知れません。

f:id:einsxd:20220306140003p:plain

ルカリオ

持ち物:きあいのタスキ
性格:陽気
特性:精神力
種族値:70-110-70-115-70-90(合計525)
努力値:攻撃252 特防4 素早252
ステータス:145-162-90-x↓-91-156↑
技構成:インファイト/冷凍パンチ/バレットパンチ/神速

ルビー・サファイア・エメラルドでは使ってこない枠。
精神力の効果で猫騙しで怯む事はないが、
メガガルなどの猫騙しなら無視できないダメージなので要注意。
最大打点のインファイトランドロスなどに刺す冷凍パンチ、
ニンフィアなどに打てるバレットパンチと便利な神速のフルアタ構成。
守れた方が便利かもしれないが、守りたい場面は多くなかった気がします。
陽気最速ルカリオはたまに霊獣ランドロス(意地っ張りが多い印象がある)に
先制で冷凍パンチを打てるのが微妙に便利だった気はします。

・基本的な使い方

先発にライコウエンテイカビゴン
控えをフーディンルカリオラティオスとします。

ライコウは壁展開、エンテイは鬼火かバークアウト、
カビゴンはのろい。
この展開ルートで、カビゴンが早期にのろいを積むことを意識します。
基本的にはエンテイがガルーラやランドロスなどに
鬼火を撃つことが多いです。
例外としてライコウの攻撃範囲にファイアローがいる場合は、
最優先事項として10万ボルトで撃破を狙います。

これ以外は基本的にサイクルを回すより相手を弱体化して遅延を狙い、
カビゴンがとにかく積む事を意識します。
カビゴンが体力が少なくなってきたら眠るで回復し、
逆襲を始めましょう。

・使用感

勝率としては6割程度。
強いかと聞かれると確実に否定するが、
弱いとも言えない程度の戦績でした。

構築単位の弱点として攻撃性能が控えめなポケモンが多く、
相手に攻撃性能が高めなポケモンが多いと極めて不利になります。
それ以外にも弱体化ありきの構築である以上、
こちらが行動することが相手に抗う前提条件です。
ですがこの構築は地面・水などがよく通る構築。
このため、こちらに行動を許してくれないポケモンがいるとそれだけで不利です。
例としては砂パのドリュウズ、スカーフ霊獣ランドロスを見た時点で
降参しようか悩むくらいにはとにかく不利です。
雨パーティなども波乗り・濁流を先制で連打されるだけでかなり厳しいです。
それ以外にも鬼火の効かない物理アタッカーであるファイアロー
ピッピなどのこの指要員と同時に登場するメガガルーラなどはかなり厳しいです。
また、のろいでじわじわ積むという展開速度の遅さから、
滅びパとも相性が良くないと言えます。

上記に該当しない相手であれば、
のろいカビゴンがある程度積めれば
数値の暴力で押し潰す作戦を取ることになります。
詰めとしての滅びはカビゴンが遅い事により、
トリックルーム状態でさえなければやや有利と言えるでしょう。
ねむカゴが決まった瞬間の相手に与える絶望感は
使っていて非常に楽しいものでした。

カビゴンが積める相手かどうか。
この一点で勝敗が決まると言っても過言ではありません。
威嚇や数値受けが成立しにくい構築であるという特徴から、
読みの練度による勝敗への影響はやや控えめな反面、
構築の練度やダメージ感覚を試される構築であると感じました。

・まとめ

今回はタワータイクーンのリラとして、
のろいカビゴンを軸にした構築を作成しましたが、
このポケモンを主軸にした構築とする場合は展開速度が非常に遅く、
相手の威嚇により火力上昇のキャンセルが間に合うという難点を抱えていました。
故にダメージレースで勝つためには相手の弱体化を徹底的に行うか、
カビゴン以外のアタッカーを置く事でサイクルを回させないかの
どちらかの選択を要求されます。
今回は弱体化重視で組んだ構築となりますが、
展開速度の遅さが問題になる場面が多かったのは反省点かと思います。
同時に、のろいねむカゴカビゴンは構築の形が良ければ
相応に強いという事がわかったのは1つの発見としてよかったのかなと思います。

高耐久のポケモンの積み技+ねむカゴはかなり癖が強く
構築も難しいと思いますが、興味を持って頂ければ幸いです。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。