・はじめに
これはPokémon Past Generation Advent Calender 2021の5日目の記事です。
6日目はニアト氏による「BDSPの最終強化四天王周回について」です。
お楽しみに！
・やりたかったこと
なぜか四天王のゴヨウやチャンピオンのシロナ、
四天王のオーバなどがトリプルフリーにいると聞いたので、
私もその輪に入りたかった。
最近、マキシマム仮面も来たらしい。
・着想
2021年11月19日、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールが発売されました。
これはダイヤモンド・パールのリメイク作品となります。
冒険の舞台はシンオウ地方。
100種以上のポケモンが新しく発見された土地です。
この土地にも勿論ジムリーダーや四天王、チャンピオンがいます。
そして何故かトリプルフリーにも、
シンオウ地方の四天王やチャンピオンがいます。なんで？
つまりこれは私自身もシンオウの実力者になるチャンスです。
四天王、チャンピオンは流石に先駆者がいるため候補から除外。
それ以外の実力者トレーナーとして候補に挙がったのは、
ジュン(ライバル)・コウキ/ヒカリ(博士の助手)・アカギ・
モミ・ミル・ジムリーダー8名。
そして、タワータイクーンのクロツグです。
↑アニメ版クロツグ
恐らくタワータイクーンを真似る人はそうそういないでしょう。
という事で、作ってみました。
台詞は金シンボル(49戦目版)に勝利した後のもの。
全文はこちらからどうぞ→https://w.atwiki.jp/serifumatome/pages/42.html
・個体紹介
持ち物：球根
性格：控えめ
特性：勝ち気
種族値：95-60-79-100-125-81(合計540)
努力値：HP164 防御92 特攻252
ステータス：191-x↓-111-167↑-145-101
技構成：熱湯/冷凍ビーム/自己再生/守る
手加減時(21戦目)に使用。
タワータイクーンは普通に催眠術を放ってきますが、
流石にリスク・リターンを考えると採用できませんでした。
持ち前の高めな耐久を活かし、熱湯で殴りつつ自己再生で生き延びます。
球根が発動すれば意外と悪くない火力になるので、
火傷も駆使しつつしっかりと削っていくことを意識します。
持ち物：ヤチェの実(弱点の氷タイプ技ダメージを半減)
性格：陽気
特性：精神力
種族値：91-134-95-100-100-80(合計600)
努力値：HP244 攻撃4 防御4 特防4 素早252
ステータス：197-154-116-94↓-121-145↑
技構成：フリーフォール/神速/波乗り/追い風
備考：特攻個体値0
手加減時(21戦目)に使用。
今回の構築の味方殴り枠。
猫騙しで怯まないのはそれなりに偉いです。
意外と耐久も高いので、
ニンフィア以外からの攻撃であれば割としっかり耐えてくれます。
波乗りは巻き込むことが大事。
持ち物：達人の帯
性格：勇敢
特性：ハードロック
種族値：115-140-130-55-55-40(合計535)
努力値：HP196 攻撃252 特防60
ステータス：215-211↑-150-x-83-40↓
技構成：ドリルライナー/岩雪崩/冷凍パンチ/守る
備考：素早個体値は0
手加減時(21戦目)に使用。
何の変哲もないただのトリルエース枠。
構築としてはトリックルーム適性が高いわけではないので、
終盤に詰めに使うかもしれないという程度です。
活躍するときとしないときの差が激しいので、
それを理解した上で運用しましょう。
持ち物：光の粉
性格：陽気
特性：スロースタート
種族値：110-160-110-80-110-100(合計670)
努力値：HP172 攻撃70 防御4 特防12 素早252
ステータス：207-189-131-x↓-132-167↑
技構成：恩返し/ドレインパンチ/岩雪崩/身代わり
本気時(49戦目)に使用。
攻撃面は特性の影響もありかなり低めなものの、
耐久面は非常に優秀で、ある程度は受けきってくれました。
光の粉は原作(Pt,HGSS版)準拠です。
元々は食べ残しでしたが、あまり活躍しないので持ち物を変えることにしました。
いきなり「無」から勝利の可能性を紡ぎ出せて、
かなり楽しい持ち物になったのではないかと思います。
持ち物：弱点保険
性格：臆病
特性：貰い火
種族値：91-90-106-130-106-77(合計600)
努力値：HP4 特攻252 素早252
ステータス：159-x↓-126-182-126-141↑
技構成：熱風/大地の力/めざめるパワー氷/守る
備考：防御個体値は30
本気時(49戦目)に使用。
ニンフィア・ギルガルド・ヒードラン対策によく採用されがちなヒードラン。
今回は弱点保険を用いたアタッカーとして採用。
トリプルバトルで使われるヒードランは臆病ではないことが多く、
同族対決の場合はほぼ確実に勝てる点は非常に強いと感じました。
反面、カイリューの波乗りで巻き込まないと火力を出せないこと、
臆病のためイメージより火力が出ないことが難点です。
それでもそこそこ火力はある方ですが…
※参考：火力指数
冷静ヒードランの木炭噴火(無天候/威力150)：54,000
臆病ヒードランの弱保熱風：51,870
控えめ眼鏡ニンフィアのハイパーボイス：46,858
控えめ珠ギルガルドのシャドーボール：34,632
持ち物：オボンの実
性格：控えめ
特性：浮遊
種族値：79-83-100-85-105-78(合計530)
努力値：HP220 防御28 特攻248 特防12
ステータス：223-x↓-144-138↑-152-105
技構成：サイコショック/めざめるパワー炎/スキルスワップ/トリックルーム
備考：特攻・素早個体値は30
本気時(49戦目)に使用。
技構成自体は比較的よくいるクレセリア。
流石にこの構築でサポート特化にさせると、
カイリューやレジギガスのせいで不安しかなかったので
特攻特化にしてみました。
アタッカーとして運用出来るわけではありませんが、
ニンフィアなどを削ることくらいはできるのでそれなりに便利でした。
・今回のコンボ分岐
今回は複数のコンボを相手に合わせて使い分ける構築です。
以下のコンボを使い分けます。
コンボ分岐その1：波乗り強化軸
ミロカロス・ヒードランをカイリューの波乗りで巻き込み、
球根ミロカロスと弱点保険ヒードランを起動。
この2体の火力を軸に強行突破を狙う戦術です。
コンボ分岐その2：活性化レジギガス軸
クレセリアのスキルスワップでレジギガスの特性を消し、
デメリット特性の消えたレジギガスで制圧を狙います。
強化幅は小さいですがスロースタートを相手に押し付けることで、
相手の弱体化も狙えます。
これら2種のコンボをトリックルームや追い風といった素早さ操作手段と併用し、
勝利を狙う構築です。
トリプルバトルの構築にしては面白みに欠けますね。
・使用感
基本的にミロカロスとカイリューは先発でほぼ固定。
残り1体はヒードランかクレセリアのどちらかになります。
場合によっては先発ヒードラン・カイリュー・クレセリアも候補です。
追い風展開を狙えそうならヒードランを先発、
トリックルームによる切り返しが必要そうであればクレセリアを先発にしましょう。
メガシンカがいないため数値の底上げは期待できないものの、
ミロカロスの存在によりほんのり威嚇耐性があり、
追い風もトリックルームも扱えるため、それなりに強かったです。
戦った限りの構築相性としては以下の通りです。
純トリックルーム軸：微有利
いかにトリックルーム状態を維持させないかが問題です。
構築よりプレイヤーの相性の問題。
ガルーラスタン系：微有利
ニンフィアに対して出し負けずに済むかどうか次第。
ペースさえ掴めれば優位に立てると思われます。
雨パーティ：不利
構築単位で水への耐性がなさすぎます。
押し切られます。
砂パーティ：微不利
バンギラス・ドリュウズへの対応が間に合うかどうか次第。
取り巻きに対してはそこまで不利でもないですが、
主軸である2体の攻撃を受けきれるかどうかに左右されます。
追い風展開が成功し、
岩雪崩で怯まずに済むかどうかによるでしょう。
明確に有利な相手は少ないものの、
天候系以外の構築は動き方次第で対応できる相手が非常に多いです。
袋叩き系は出会ったことがないのでわかりませんが、
多分無理です。諦めましょう。
それ以外は少なくとも明確に不利な相手が少ないので、
使い方次第で幾らでも強くなる構築であると言えます。
上手く使えば相応に化ける構築として考えると、
悪くない構築に仕上がったのではないでしょうか。
・まとめ
全体的にミロカロスの役割が多くなりますが、
巻き込み波乗りのダメージは比較的小さく、
威嚇対策としても優秀、耐久も高めなのが便利でした。
反面、レジギガスはどうしようもない部分が多かったので
流石に運用が難しいと感じました。
レジギガスの使いにくさをミロカロスがいろいろな役割をこなすことで
構築の歪みを抑えていたように感じます。
クレセリアとカイリューのおかげでトリックルームと追い風の両方を扱えるので、
対応できる相手そのものはかなり多い様に感じました。
総じて、レジギガスが使いにくいポケモンであることを考慮しなければ
それなりに悪くない構築に仕上がったのではないでしょうか。
クロツグさんは偉大だと言うことがよく分かりますね。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
・参考資料
DP準拠ゴヨウ叩き（ORASトリプル）
しゅん(SN)氏によるゴヨウパ。
クロツグパを作成する理由になった構築の1つです。
DP準拠オーバパ ～陰湿害悪クソアフロ～ (ORASトリプル)
しゅん(SN)氏によるオーバパ。
多くは語りません。
・参考動画
動画は両方とも同一の内容です。
ニコニコ版
ようつべ版
