特に深い意味はない、私がトリプルバトルを始めたときの構築。
当時はXY時代。
トリプル初心者には気持ち程度には参考になるんじゃないかなって。
・着想
フェアリースキンハイパーボイスは非常に強いです。
ニンフィアの使用率は、それを如実に物語っています。
私はニンフィアよりもサーナイトの方が好きなので、
メガサーナイトを軸に構築を組みました。
ついでに言うと遠隔技はトリプルっぽさがあるので、
先制ブレバでどこでも殴れるファイアローと
メガランチャー+波動技でどこでもそこそこ強く触れるブロスターも入れました。
・個体紹介
持ち物：サーナイトナイト
性格：控えめ
特性：トレース → フェアリースキン
種族値：68-65-65-125-115-80(合計518) → 68-85-65-165-135-100(合計618)
努力値：HP252 防御20 特攻164 特防4 素早68
ステータス：175-x↓-88-182↑-136-109
メガ後：175-x↓-88-226↑-156-129
技構成：ハイパーボイス/サイコキネシス/トリックルーム/守る
今回のメガ枠。
メガ前時、追い風込みで準速スカーフランド抜き+1。
意地珠ファイアローのブレバ確定耐え。
とりあえずハイパーボイスを撃つだけのお仕事。
ワイドガード要員はカポエラーやハリテヤマなど、
サイコキネシスがよく通るのでそれで応戦。
トリックルームは相手のトリックルームへの返し専用。基本使わない。
持ち物：命の珠
性格：意地っ張り
特性：疾風の翼
種族値：78-81-71-74-69-126(合計499)
努力値：HP252 攻撃252 防御4
ステータス：185-146↑-92-x↓-89-146
技構成：ブレイブバード/フレアドライブ/追い風/守る
なんの変哲もないただの作物を食い荒らす害鳥。
追い風展開後にブレバで突撃出来るようにしたかったので球持ち。
最悪追い風さえ貼ってくれればそれで良し。
この構築唯一のS操作要員なので、
絶対にファイアローの追い風の成立は重要です。
何が何でも追い風だけは通す強い意志を見せましょう。
持ち物：脱出ボタン
性格：意地っ張り
特性：威嚇
種族値：50-95-95-35-110-70(合計455)
努力値：HP236 攻撃252 素早20
ステータス：155-161↑-115-x↓-130-93
技構成：インファイト/不意打ち/フェイント/猫騙し
ちょっと調達がめんどくさいカポエラー。
不意打ちは第4世代教え技。
脱出ボタン発動前に一発殴れたり、
恐らくこれを警戒していないであろう相手のタスキで耐えた相手への
奇襲の一手として非常に便利。
ワイドガードを採用したかったものの、
不意打ちの技スペのため断念。
猫騙し後に脱出ボタンで強制帰宅させられると
威嚇再展開がねらいやすいのでちょっとうれしい。
持ち物：気合いのタスキ
性格：意地っ張り
特性：負けん気
種族値：65-125-100-60-70-70(合計490)
努力値：HP4 攻撃252 素早252
ステータス：141-194↑-120-x↓-90-122
技構成：はたき落とす/アイアンヘッド/不意打ち/守る
そこにいるだけで威嚇を牽制でき、
不意打ちで攻撃技選択を躊躇わせる事も出来る優秀なポケモン。
耐久が悲惨なのでタスキ運用。
メガガルの前ではタスキは一切意味を成さないのが難点。
タスキを盾にとにかく強気で削ることを重視します。
この構築自体、全体的に耐久が低めなので
タスキで1度耐えられる時点で比較的硬い方です。
強行突破で道をこじ開けるくらいの気概で動かしましょう。
ボルトロス(霊獣フォルム)
持ち物：磁石
性格：臆病
特性：蓄電
種族値：79-105-70-145-80-101(合計580)
努力値：HP4 特攻252 素早252
ステータス：155-x↓-90-197-100-168↑
技構成：10万ボルト/めざめるパワー氷/悪の波動/守る
火力のある電気枠。
ロトムよりも素早さが高く、サンダーより火力があるので採用。
S操作なしでもメガガルーラを超えている点は優秀。
雑な10万ボルトで色々と削り、
メガサーナイトのハイパーボイスで押し込めるようにするのがメインの役割。
ファイアローを一撃で倒せる貴重なポケモンの1体なので
優先して処理するのを忘れないようにしましょう。
持ち物：オボンの実
性格：控えめ
特性：メガランチャー
種族値：71-73-88-120-89-59(合計500)
努力値：HP228 特攻244 素早84
ステータス：175-x↓-108-188↑-109-84
技構成：水の波動/悪の波動/波動弾/守る
追い風込みで最速メガガルーラ抜き。
HP16n-1、残り特攻。
トリプルにおいて、波動技が強いらしい。
それだけしか知らなかった私が、
特性だけを見て採用しないことに理由が必要だと思ったポケモン。
実際に使ってみるとそこそこの耐久と
メガランチャーによる意外と広い攻撃範囲が優秀。
ヒードランやメガガルーラ、ランドロスなどの
トリプルでよく使われるポケモンを対角から仕留めに行けるのは強いです。
・使用感
勝率はもう流石に覚えてないですが、
レートとしては1700程度(当時XYシーズン4)。
初めてトリプルに潜った構築としては
悪くない戦績だったのではないかと思います。
相手の構築に対する対応能力は全体的にかなり低いものの、
自分の動きを押し付ける構築としてみた場合はそこまで悪くない構築だと思います。
この構築で学んだトリプルの基礎は
今でも色々な形で糧として行きていると思います。
最初はちゃんとこんな真面目な構築を組んでたんです。本当なんです。
・まとめ
トリプル初心者が増えてきたので、
自分がトリプル初心者だった頃の、
初めて組んだトリプル構築を書き残すことにしてみました。
現在とはメガシンカできるポケモンの種類や、
過去作個体の有無など大きな差もあります。
それでも初心者の構築という点で、
トリプル慣れしていない人の目安のようななにかになればいいなと思います。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
