・はじめに
このデッキはトリプルバトルの構築を考えるために組んだものです。
真面目な対戦デッキとしての情報としては役に立たないと思います。
もしこの先を読むのなら、そのつもりで読んでください。
・やりたかったこと
トリプルの構築が思いつかないので、
そこそこ強かった(或いは現代でも強い)カードを軸にしたデッキを組んで、
そのデッキに使用されたポケモンで構築を組むぞ！
という事でtwitterでアンケートを撮った結果がこれです。
トリプルバトル用デッキ
— アインズ@愚かな研究員 (@eins_xd) 2022年3月7日
エクストラ(Expanded)基準
解答部分はデッキの主軸にしているカード
・デッキレシピ
・構築経緯
ギラガブを軸にする事にする。
イラスト違い版。かっこいいぞ！
ギラガブはたねポケモンなので、ミュウの「はじまりのきおく」で
ワザを拝借できるので採用。
ギラガブと違い、倒されてもサイド1枚で済むが耐久がないのが難点。
カラミティエッジの都合上、
ある程度ダメージカウンター(以下、ダメカン)をバラ撒けるカードが必要。
ORASに存在できないポケモンは使えないので、
「かいてんひこう」のカプ・コケコや
「かんしゃくヘッド」のガラルジグザグマ以外で
ダメカンをバラ撒ける手段を模索したところ、以下のカードに行き着くことに。
特性が「ぶっとびボム」のドガースでもいいが、ドガースの難点として「初期手札のたねポケモンが他にいなかった場合、ドガーススタートになってしまう」という致命的問題点があったためマタドガスを採用。
同時にホミカもダメカンバラ撒きのトリガーとして必要になるため採用。
どうせダメカンをばらまく前提なら、という事でこんなカードも採用。
ダメカン3個以上(=ぶっとびボム3回以上)でVMAXだろうとTAG TEAMだろうと
問答無用できぜつさせるポケモンです。
2進化のためやや場に出しにくいですが、「ふえるうらみ」のゴースを使い
ゴーストを山札から呼び出す事である程度対応できると考えました。
相手が警戒してゴースを殴らないなら順番通りに進化させます。
これらのポケモン達が全て超タイプなので、
エネ加速要員に使えるカラマネロを採用。
シンプルに優秀なカードですね。採用しないことに理由が必要。
この辺の要素を全部無理矢理まとめた結果がこのデッキです。
グッズは入れ替え系カードとしてポケモンいれかえとかるいしを採用。
火力補強系カードは入れてませんが、
そういうのが必要な相手はミュウ+ギラガブで2回殴るか、
クリープショーで無理矢理強行突破することを前提にしています。
サーチ系としてはネストボール2枚、ハイパーボール3枚。
たねポケモンを一度手札を経由させて場に出す理由がなかったので、
クイックボールは採用していません。
進化ポケモンがやや多いデッキということもあり、
ネストボールよりハイパーボールを気持ち多く採用しました。
バトルサーチャーとレスキュータンカはホミカ+マタドガスを使い回すために4枚。
ポケギア3.0はサポートに触れる可能性を高めるために4枚です。
サポートはドロソ重視。
相手の裏を狩ったり、妨害することよりも
自分の展開を押し付けることを重視しました。
1度でもホミカでポケモン2枚捨てて6枚引きをできれば、
割と手札の枚数をそれなりに維持出来たのでこれでよかったと思いこんでいます。
エネルギーは基本超・オーロラエネルギー・レインボーエネルギーの3種。
オーロラエネルギーはポケモンにつける際にコストとして
1枚手札をトラッシュする必要がありますが、
どれも切りたくない場面も何度かあったのでレインボーエネルギーに差し替えました。
基本的にオーロラエネルギーで捨てる候補はゴースと基本超エネルギーです。
・使用感
ホミカ+マタドガスでダメカンバラ撒きはまあまあ楽しかったです。
ギラガブとの相性も悪くはなく使ってて楽しいデッキにはなったと感じました。
ゲンガーの「クリープショー」も相手の残り体力に関係なく突破するという
極めて個性的な動きができて楽しかったです。
ただ、ゲンガーの起動が非常に不安定なことや
補助のないギラガブの火力は高いとは言えないこと、
火力を出す前提条件としてホミカ+ぶっとびボムの起動が必須であることが
やや使いにくかったように感じました。
逃げるエネルギーが必要なポケモンも多かったため、
どこにエネルギーをつけるかに悩まされたのも使いにくいと感じた
要因の1つかもしれません。
クリープショーゲンガーもギラガブも強いのですが、
多分組み合わせるべきではないのだと思います。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
