破片影

ポケモントリプル勢の端くれによる不定期更新なブログです。

対戦総合時間切れの判定の世代変遷における仕様の変化に関する簡易記述

・はじめに

トリプルを触るようになったので、参考資料として。
ポケモンwikiとかに書いた方が良さそうですが
良さげなページが思いつかなかったので。
自分のブログなら何書いてもいいや的な感じの雑記です。

全ての条件に関して丁寧に確認したわけではないので、
このページに書かれていることが100%正しい内容とは言えないことをご了承下さい。
誤った記述があればこの記事のコメントか僕のtwitterまで連絡を頂ければ幸いです。

・概要

第5世代以降において、対人戦ではTODと呼ばれる戦術が存在します。
Time Over Deathの略であり、
対戦ルールそのものとして対戦時間が切れた場合の判定で勝利することを前提とした、
極めて特殊な戦術の1つです。
この判定ですが、第5世代以降は作品毎に若干の変動があるため、
その判定の優先順位などに関してをここに書き残しておきます。
恐らく世代ごとの変遷を纏めた記述はそう多くないと思われるので、
対戦の仕様の資料として参考になれば幸いです。
ルールは全てランダムマッチ レーティングバトル、
もしくはバトルスタジアム ランクバトルでの仕様を基準としています。

以下、基準とする作品とそのバージョン
第5世代:ブラック2・ホワイト2
第6世代:オメガルビーアルファサファイア(Ver.1.4)
第8世代:ソード・シールド(Ver.1.3.2)

・判定について

全ての世代の共通点として、
判定条件は幾つか存在しますが、上から順に判定されます。
判定条件上決着が付かない場合に次の判定、
全ての判定条件で決着が付かない場合は引き分け扱いとなります。

判定順序は
・生存しているポケモンの数
・選出したポケモン全員の残存体力の割合
・選出したポケモン全員の残存体力の合計値
の順です。

ある程度調べてみましたが第5世代以降で判定内容は共通です。
第8世代においては体力の割合はパーセント表記における場合の
小数点以下(小数点第三位)の切り捨てのようです。
第6世代以前に関しても同一の仕様なのかは不明です。

第6世代では残り総合時間が0になった時点で判定が発生します。
第8世代では残り総合時間が0になったターンの行動までは発生し、
次のターンの選択終了後に判定が発生します。
この時、降参を選んだ場合も判定による結果が優先されます。

第5世代では残り総合時間が0になったターンの
お互いの行動選択が終わった時点か、
そのターンの行動が完了してからなのかは不明です。

ダイマックス状態のポケモンがいる場合は、
ダイマックス状態の場合の数値を参照します。

対戦総合時間と行動選択持ち時間が同一ターンに切れた場合、
行動選択時であれば対戦総合時間がなくなった場合の判定が、
死に出しによる次のポケモンの選択時であれば持ち時間切れの判定が、
それぞれ対戦の結果に使われるようです。
上記の仕様から総合時間と持ち時間での判定タイミングには差があり、
総合時間による判定はポケモン行動直前、
持ち時間による判定はプレイヤーの行動選択直前に発生すると考えられます。

お互いが同時に持ち時間を失った場合の判定順序と判定内容は不明です。

誰かの何かの参考になれば幸いです。

2022/02/05 15:10 基準とする作品のバージョンなどに関して追記
2022/02/05 15:10 テツポンド氏から頂いた情報に関して追記
2022/02/05 15:29 体力の割合に関する記述の表記を修正
2022/02/20 22:43 第6世代における総合時間切れの場合に関して追記