破片影

ポケモンダブル勢の端くれによる不定期更新な気まぐれブログです。よくネタパ等について考察してます。

【ポケモン剣盾ダブル】巨大臭気に救済を

 ・やりたかったこと

キョダイダストダスをなんとかして使いたい。

・着想

キョダイマックスポケモンの中では現状では唯一の
カントー出身でもガラル出身でもない」ポケモンであるダストダス
このダストダスのキョダイマックス技の効果は「相手全員を毒状態にする」というもの。
特段弱い効果ではないのですがどうしてもストリンダーやバタフリーピカチュウと比べると、
キョダイマックス技の威力が通常ダイマックス技の同タイプの技を参照する、というシステム上の都合で
毒・格闘タイプの威力が低く設定されている点が問題となってしまいます。
威力が弱い、その割にキョダイマックス技の効果もそこまで強力でもない。
本当に弱いのか?と思い、使ってみることにしました。

 

・個体紹介

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ダストダス(キョダイマックス)

持ち物:シュカの実(弱点の地面技被弾時、ダメージを半減)
性格:意地っ張り
特性:悪臭
 種族値:75-80-70-65-50-130(合計470)
努力値:HP12 攻撃244 素早252
ステータス:187-161↑-102-x↓-103-95
技構成:ダストシュート/ギガインパクト/地団駄/守る

今回の構築の考察における起点。
キョダイマックス個体を前提とし、ダイマックス枠でもあります。
ダイマックスを前提にしているため、
ノーマル技枠としてギガインパクトを採用しました。
ダイアタック(ギガインパクト媒体)の威力は150、
キョダイシュウキ(ダストシュート媒体)の威力はタイプ一致補正込みで142.5。
毒状態を付与した後は積極的にダイアタックを使いましょう。
基本的にわずかでも威力が高い技を撃つべきですからね。
地団駄はキョダイシュウキによる毒状態付与を無視してくる
毒タイプ・鋼タイプを意識して採用しています。

 

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ドラパルト

持ち物:こだわりメガネ
性格:臆病
特性:クリアボディ
種族値:88-120-75-100-75-42(合計600)
努力値:特攻252 特防4 素早252
ステータス:163-x↓-95-152-96-213↑
技構成:流星群/シャドーボール/10万ボルト/火炎放射

 高速汎用特殊アタッカー。
今回は火力重視でこだわりメガネ装備です。
耐久面は信頼できませんが、癖のないアタッカーとして使える印象です。
終盤のスイーパーとしてはそれなりに便利です。

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シルヴァディ

持ち物:喉スプレー
性格:臆病
特性:ARシステム
種族値:95-95-95-95-95-95(合計570)
努力値:HP4 特攻252 素早252
ステータス:171-x↓-115-147-115-161↑
技構成:ハイパーボイス/火炎放射/冷凍ビーム/守る

それなりに攻撃範囲が広い特殊アタッカーとして採用しました。
ハイパーボイスをトリガーにして喉スプレーを起動すれば、
どの技も受けにくい火力を出すようになります。
シルヴァディといえば大爆発という先入観でもあるのか、
たまに相手が謎の警戒をしてくれることもあります。

 

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エルフーン

持ち物:気合のタスキ
性格:臆病
特性:いたずらごころ
種族値:60-67-85-77-75-116(合計480)
努力値:防御4 特攻252 素早252
ステータス:135-x↓-106-129-95-112↑
技構成:ムーンフォース/綿胞子/追い風/守る

悪戯心を利用した素早さ操作枠です。
綿胞子は相手全体の素早さを2段階下げる、という凶悪な技。
粉技であるため防塵ゴーグルなどで無力化出来るとはいえ、
相手の追い風に対するカウンターとしては非常に便利な技です。
長時間フィールドにいてほしいわけでもないので耐久面を捨て、
火力を伸ばすようにしてあります。

 

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パッチラゴン

持ち物:こだわりスカーフ
性格:陽気
特性:張り切り
 種族値:90-100-90-80-70-75(合計505)
努力値:攻撃252 防御4 素早252
ステータス:165-152-111-x↓-90-139↑
技構成:電撃くちばし/ドラゴンクロー/燕返し/10万馬力

エルフーンの追い風や綿胞子、キョダイダストダスのダイアタックなど、
相手の素早さを下げる手段を大量に構築に仕込んでいるため採用。
先手を取って電撃くちばしを刺せる相手はそれなりに多いのではないかと思います。
少しでも素早さを補うため今回はスカーフでの採用としました。

 

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ドヒドイデ

持ち物:こだわりハチマキ
性格:意地っ張り
特性:人でなし
種族値:50-63-152-53-142-35(合計495)
努力値:HP252 攻撃252 特防4
ステータス:157-126↑-172-x↓-163-55
技構成:ダストシュート/アクアブレイク/毒突き/空元気

毒状態と組み合わせるなら、という安易な理由で採用されたポケモン
キョダイシュウキで毒状態を付与すれば、特性の効果で確実に急所に当たります。
急所に当たれば相手の防御・特防上昇、味方の攻撃・特攻下降、
相手フィールド側の光の壁、リフレクター、オーロラベールを無視して攻撃できます。
上記の点から威嚇を無視できる点を評価し、物理型にしてみました。
とにかく素早さが遅いので、追い風や綿胞子、ダイアタックによる補助を想定しています。
ドヒドイデの攻撃力は急所前提なら189相当、
大体意地っ張りカマスジョーと同じ程度になります。

 ・基本的な立ち回り

 先発にはエルフーンダストダス、控えにはドヒドイデとパッチラゴン等のアタッカーにします。
即座にダイマックスをダストダスに使い、キョダイシュウキで相手全員に毒状態を付与しましょう。
エルフーンは追い風や綿胞子を展開し、素早さの確保を最優先で動きます。
エルフーンが倒れたらドヒドイデで毒状態の相手を攻撃しにいきましょう。

・使用感

キョダイダストダスの運用に関して、
どうしても火力面での不安は色々とありましたが、それなりに強いと感じました。
毒状態の付与となると相手にスリップダメージを与える方法として便利です。
火傷ダメージがHPの1/16に減ってしまった今、
通常の毒状態はHPの1/8のダメージを与えるという点が状態異常としては優秀と言えます。
この毒ダメージのお陰で多少とはいえ火力面は誤魔化せている気はします。
元々の威力が弱くなければ、普通のダイマックス技以上のダメージを期待できるわけですが。
打点の誤魔化しとして採用したギガインパクトも意外と使い勝手は悪くなく、
相手の素早さを下げる点、キョダイシュウキよりも火力が高い点は評価に値すると感じました。
ドヒドイデの確定急所も割とありがたいと感じる場面は多く、
特にラプラスとの戦闘ではオーロラベールを貫通して攻撃出来る点は非常に頼りになるといえます。
ダストシュートの命中率に泣いた試合もありましたが、
毒状態を有効活用できるポケモンの1体として見れば悪くなかったのではないでしょうか。

・最後に

 元々、この構築の考察を始めたのは
「キョダイダストダスの技ってかなり微妙なのでは?」
という着想が原因でした。
キョダイマックス技の効果が毒状態付与という微妙な効果であり、
威力も通常ダイマックス技と同じく少し低めに設定されています。
また、過去作であれば毒状態を活かす手段としてはベノムショックが確固たる地位を築き上げていましたが、
今作では祟り目が技マシンになり、多くのポケモンに配られたため、
敢えて毒状態にするメリットが問われていました。
祟り目であればストリンダーのキョダイカンデンを使えば、
威力が低くないキョダイマックス技ですし、状態異常の付与が出来るので祟り目の対象にもなります。
その上で敢えて毒状態にこだわる理由を見出だせないので、
キョダイダストダスを敢えて採用する理由は生まれないのではないか、という結論に至っていました。
逆にキョダイダストダスを採用するなら足りないものは何か、ということで
火力や耐久、素早さなどをどう補うか考えましたが、
これはこれでどれも今ひとつなのではないか、という結論に至っていました。
ならば一度使ってみればなにか分かるのではないかと思いこの構築を組んでみましたが、
ダイマックスである以上それなりに耐久は有る、
火力面も気にならないわけではないが目を瞑れる範囲であると感じました。
机上論だけではわからない世界もある、ということなのかも知れません。
使いにくいかも知れませんが、全く使えないわけではない。
上記の結論には机上論ではきっと辿り着けなかったのではないかと思います。
キョダイダストダスを通じて、とりあえず試すことの重要さを知れた気がしました。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

そして、キョダイダストダスに関して色々と熱い議論を交わしてくれた皆様へ。
あの場で様々な意見を聞けたことで、様々な考察の方法を再認識できました。
本当に、ありがとうございました。