・はじめに
ヌケニン2on2とは?という方は以下の記事をご覧ください。
https://sursursursursur.hatenablog.com/entry/2020/01/10/172701
どう見ても頭の悪そうな大会(褒め言葉)ですね。
参加しない理由が一切見当たらなかったので遊びに行くことにしました。
・考察(おふざけ)
まず、この環境ではどう考えてもヌケニンがトップメタです。
そのヌケニンに対する最大のカウンターとしてヌケニンを採用することにしました。
ですがこのままではヌケニンが非常に重く、ヌケニンだけで壊滅する危険性があります。
そのためヌケニンを採用することでヌケニンを対策しつつ味方のヌケニンを通す形を取ることにしました。
ヌケニンが重くなってしまいますが、相手にとってもこちらのヌケニンが刺さる状況を確保出来るので、
ある程度の犠牲は仕方ないでしょう。ヌケニンはヌケニンで倒せるのでヌケニンだけを意識すればいいです。
・考察(まじめに)
このルールを考えた際に、戦術はある程度のパターンに収束します。
砂嵐で倒すか、両タスキで殴り合いへの優位を確保するか、
ゴツメこらえるで相手の影打ちへのカウンターを決めて倒すかです。
ただゴツメこらえるはシャドーボールを筆頭に回避する手段が多いと判断し、
自分が使うか意識するなら砂嵐とタスキの2種の戦術だと考えました。
相手を見ただけでは構成を判断できない点、
主催から「個体変更は可能」と宣言された点から以下の方針を取ることにしました。
ある程度様子見としてタスキ+ゴーグルで挑み、砂嵐の気配がなければタスキx2に切り替える。
・個体紹介
ヌケニン(NN:虚弱貧弱脆弱)
持ち物:防塵ゴーグル→気合のタスキ
性格:せっかち
特性:不思議な守り
種族値:1-90-45-30-30-40(合計236)
努力値:攻撃252 特攻4 素早252
ステータス:1-142-47-51-50-101
技構成:風起こし/シャドーボール/影打ち/守る
ダイマックスレベル:10(最大)
備考:防御個体値7(11以下なら問題なし、ダウンロード意識の防御<特防個体)
ヌケニン(NN:真理超越守護)
持ち物:防塵ゴーグル(3戦目以降)→気合のタスキ(4戦目以降)
性格:せっかち
特性:不思議な守り
種族値:1-90-45-30-30-40(合計236)
努力値:攻撃252 特攻4 素早252
ステータス:1-142-47-51-50-101
技構成:風起こし/シャドーボール/影打ち/守る
ダイマックスレベル:10(最大)
備考:防御個体値7(11以下なら問題なし、ダウンロード意識の防御<特防個体)
一応2体書いてますけど実際は完全に同じ個体(違うのは持ち物とボールだけ)です。
ダイマックスアメは投与する必要がなかったかもしれませんでしたが、
どうせ大量に余っていたので問題ないでしょう。
実はこの為だけにヌケニンレイドを乱数しました。キラキラです。
・基本戦術
このルールにおいて、相手を見た瞬間に戦術を判定するのは前述の通り不可能です。
ですがそれでもある程度行動パターンを確定させておかないと、一瞬で負けます。
それを踏まえて以下のパターンに従って行動を選択することにしました。
初手:
タスキ個体をダイマックスさせる。
ダイジェットを相手のヌケニンに適当に放つ(方向はきまぐれ)、もう片方(ゴーグル個体)は守らせる。
2ターン目以降:
直前のダイジェットを耐えられた(タスキ)なら、その個体に影打ちを放って倒す。
直前のダイジェットで倒せているなら、影打ちとダイジェットを集中攻撃し倒す。
単純でわかりやすいですね。
なお4戦目以降は前述の通りタスキ個体x2になっているので、
片方がダイジェット、もう片方は守る(どっちをダイマックスさせるのかは完全に気まぐれ)となりました。
・戦績
とりあえず参加者11人を2ブロックに分けた結果、テッカニンブロック側に入ることに。
テッカニンブロック内での最優秀戦績が、
もう一つのブロックであるツチニンブロックの最優秀戦績と決勝を争う権利を得ることになります。
ということで総当りに。
1戦目:れたすさん 勝利
初戦からトリプルオフ参加者。どうなってるんでしょうかこの大会。
砂嵐対策と思われる日本晴れ戦術。
ダイジェット2発で終わりという凄くアレな対戦でした。
ヌケニンの名前は2体とも「さいちS0」。片方は本当に最遅だったそうです。
れたすさんの記事はこちら:https://letas1128.hatenablog.com/entry/2020/01/13/223059
2戦目:もるもっとさん 勝利
さらに続けてトリプルオフ参加者。そういう人が集まりやすい大会なのが原因でしょうか?
戦術不明、タスキではなかった方がダイジェットで吹っ飛んでいったので
予定通り影打ちダイジェットで集中攻撃を仕掛けて勝ち。
ヌケニンの名前は2体とも「なつのおわり」。儚さを感じますね。
3戦目:レヴィさん 敗北
自分の乱数したレイドで採ったヌケニンとの対決。ある意味自分との戦いです。
ダイジェットを仕掛けたはいいものの、タスキで耐えられゴーストダイブで狩られる結果に。
ヌケニンの名前は2体とも「抜忍者」(繁体字NNのためやや字が違う)でした。
ここで砂嵐戦法を全く見ないと考え、砂嵐対策のゴーグルをタスキに変更。
主催から個体変更の許可が出ている以上、持ち物の変更は問題ないでしょう。
4戦目:サイキッカーさん 敗北
虫統一を生業とする相手との戦いです。撃ち合いの安定感を優先しゴーグルをタスキに変えました。
ゴーグルをタスキに変えた瞬間ゴーグルこらえる+タスキ砂嵐に遭遇。
タスキ2体で片方が守った以上この戦術には対応できません。
成す術なく敗北。持ち物を変えなければ勝てたのに、と悔やまれます。
ヌケニンの名前は対戦した中で唯一のデフォルト名。一周回って新鮮でした。
5戦目:モヴさん 敗北
化石統一考察窓などでたまにお話する方との対戦。
お互い特殊考察が好きな相手とは知っていますが、戦ったのは初めてでした。
こらえる+ダイジェット。ほぼほぼ戦術は自分と同じでした。
素早さで負けたため、最速の個体2体が負けた以上恐らく同速対決でかなり運が悪かったのでしょう。
コイントスがもう少し上手ければ勝てたとでも言うべき試合でした。
本当にこの対戦だけはどうしようもなかったかもしれない。同速で負けたならもう何も出来ないですし。
ヌケニンの名前はそれぞれ「ちこく」「ギリギリやん」。そんなにギリギリだったんでしょうか?
モヴさんの記事はこちら:https://ancientmovu.hatenadiary.com/entry/2020/01/14/000039
戦績としては2勝3敗。直接対決の結果も参照するならブロック3位でした。
1位じゃないので残念ながら決勝進出ならず。
でも楽しめたので十分ですね。
・大会感想
被弾すれば1撃で倒れる。それをどうやって回避するか。
或いはどうやって誘い込むか。
たったそれだけを楽しむじゃんけん。
1試合にかかるのは最長で4ターン程度(確かレヴィさん戦ともるもっとさん戦が最長)。
予選消費が約35分と一瞬で終わっていく戦い。
ですが、だからこそ。
その刹那を色々考察し、策を張り巡らせる楽しさを久々に体感した気がします。
たまにはこういうネタとしての大会もいいものですね。非常に楽しかったです。
優勝した四畳半さん、本当におめでとうございます。
そして主催のSURさん、お疲れ様でした。
参加者の皆さんも、楽しいひと時をありがとうございました。
ヌケニン2on2大会が完了するのに要した時間:約57分
この記事を書くのに使った時間:29分15秒程度
多分これが一番早いと思います。